「音楽性」と「容量」と「音の良さ」

 

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民族系音楽の世界を、打ち込みのシンセと生音のイーリアンパイプを融合して表現されています。

 

今から11年前、当時高校生だった私はashaさんの「I breathe the cosmos」を音楽系SNSmuzie」で発見し、毎日のように聴いていました。

もちろんPCにDLしていたのだけど、この5年程度は同人CDを大量に購入するようになり、muzie経由のmp3音源は、そのほとんどを削除していたのでした。

(かつてmuzieで公開されていた曲も、CD化されているものは購入し置き換えているため)

I breathe the cosmosも、HDDから削除した曲のひとつ。

「聴きたくなったら、またmuzieでDLすればいい」と思っていたのですが・・・

何と、今年に入ってmuzie自体がサービス終了により閉鎖してしまいました。

 

これには大変ショックを受けました。

この曲に限らず、CD化されていないけれど個人的には思い入れの強い楽曲がまだまだ存在しているのですから。

HDD整理をしていた時期、「mp3音源は、思うように鳴らないな」と感じていました。

しかし、現在の環境、特にPAGODA DAC導入以降はmp3音源も、flacと遜色ないレベルで楽しめるようになっているのです。

猛省に尽きますね。。。

かつて、音楽よりも「音」に意識が向き過ぎていた時期があり、やはり圧縮音源はダメだという固定観念がいつの間にか染み付いていたのだと思います。

 

そもそも、楽曲の内包する音楽性とファイルの容量(flacやmp3)は本質的には関係がない。

音質(「音」の良さ)とファイル容量は、それだけを抽象すれば比例関係すると言えなくもないですが、それだって楽曲の音楽性を完全に切り離して捉えることができるものではないのです。

さらに言えば、元々のCDの時と、ハイレゾで仕上げ直す際にミキシングを露骨に変えてくる例はいくらでもあります。その際の「腕前」によって音楽性は復活することもあれば、完全に破壊されることもあります。

これは私の好みが多分に入り込んでいますが、S/Nを無理に上げようとすると音楽性はなぜか失われていることが多いです。

 

話を冒頭に戻します。

「I breathe the cosmos」CD化されていることに気付きますが、時既に遅し。

どこにも流通在庫がありません。中古を探してみるも、駿河屋にもない。

半ば諦めていたのですが、運良くヤフオクに出品されていました。素早く確保。

 

10年の時を超えて、今再び。

 

あぁ、音楽性は「思い出も『込み』」なのだ。