aet 「SIN AC EVO」 review

rays.hatenablog.com

この記事の続きです。

 

aet 「SIN AC EVO」

まずは「感覚的に」各要素を10段階で数字化します。

解像度:10

分離:9

音場の広さ:8

(x軸方向:7 , y軸:8 , z:9)

モニター的 ○○★○○ N ○○○○○ 演出的 (★が該当値 , Nはニュートラル)

音の硬さ:Hard ○○○○★ N ○○○○○ Soft

 

 

続いて各論・詳論に入ります。

 

解像度に関しては、定価15万円を納得させるレベルの能力を備えていると思います。

艶を付加することはありませんが、不思議と浸透力のある表現で、「じんわり身体に染み入る音」です。ピアノなどで顕著に感じますね。

しかしながらvocal表現に関しては、ややシビアに辛口となったり、刺さり気味になることがあります。「高域をいなす」ということをしないタイプではあります。

 

空間は特別広いというわけでもないですが、奥行きの表現に長けていると感じます。

x,y,zの3次元で表現すると、奥行きや前後感をz軸ということで上の数値にしています。

左右の広さに関しては奥津電工のalchemyの方が広いと感じました。

逆に奥津電工は、音の強弱や抑揚表現が苦手な面があり、つまりz軸が7ぐらいだったりします。(x,y,z:9,8,7)

 

分離。

前述の「横幅はほどほど」の中で、しっかりひとつひとつの音は分解してきます。

なので、音像は非常にコンパクトで、余計な滲みというのが一切ないです。

また、センターの芯が非常に強いタイプで、力感とそれに付随する音場全体の緊張感というのを常にまとわせる雰囲気を持っています。この要素は、音源によってプラスに働いたりマイナスに作用したりするので、ここがaetの特徴的な癖だと思います。

 

音の硬度。

これは案外それほどバリバリにハードではないなと思いました。

芯はあるんですが、外側はしなやかで、適度な滑らかさも備えています。

それでいて、PCOCC-A系の「やけにツルツルした」質感でもなく、ちょうどいいバランスだと感じました。

 

おおよそのレビューは以上になります。

(後で追記が入ったりすることはあります)

 

petaさんにはいつも感謝しております。この場でお礼申しあげます。

また秋のHPFESでお会いできたら嬉しいです。